配当利回り4%超え&業績右肩上がりの銘柄一覧【2019年度春版】【四季報】
配当利回り4%超えで業績右肩上がりの銘柄を
会社四季報プロ500から抜粋して一覧にしました。
注意:配当利回りとPERは四季報の2020年3月度の予想に基づきます。売上成長は2019年→2020年の売上高増加率です。
抽出条件:2020年の配当利回りが4%以上かつ売上と利益が2018年~2020年まで右肩上がりであること。
- 【2768】双日
- 【3436】SUMUCO
- 【4188】三菱ケミカル
- 【4765】モーニングスター
- 【5352】黒崎播磨
- 【5401】新日鐵住金(日本製鉄)
- 【6301】コマツ
- 【7148】FPG
- 【8001】伊藤忠
- 【8002】丸紅
- 【8031】三井物産
- 【8053】住友商事
- 【8058】三菱商事
- 【8591】オリックス
- 【8892】日本エスコン
- 感想
配当利回り順一覧
コード | 名称 | 配当利回り |
8002 | 丸紅 | 5.03% |
7148 | FPG | 4.95% |
4188 | 三菱ケミカル | 4.94% |
8591 | オリックス | 4.89% |
8053 | 住友商事 | 4.81% |
5352 | 黒崎播磨 | 4.69% |
8031 | 三井物産 | 4.59% |
8892 | 日本エスコン | 4.57% |
3436 | SUMUCO | 4.36% |
8058 | 三菱商事 | 4.33% |
8001 | 伊藤忠 | 4.25% |
4765 | モーニングスター | 4.19% |
2768 | 双日 | 4.16% |
6301 | コマツ | 4.11% |
5401 | 新日鐵住金 | 4.04% |
【2768】双日
配当利回り:4.16%
株主優待:なし
PER:7.1倍
売上成長:2.6%
中堅商社。インドのベンチャーに出資中。
【3436】SUMUCO
配当利回り:4.36%
株主優待:なし
PER:6.9倍
売上成長:2.9%
半導体シリコンウエハ製造大手。値動き大きく、利幅も取れる可能性あり。
【4188】三菱ケミカル
配当利回り:4.94%
株主優待:なし
PER:5.2倍
売上成長:2.5%
原料価格上昇により4~12月期減益。しかし販売は好調で、堅調な推移が見込まれるとのこと(モーニングスター社)。
ただしシティグループでは需要減速との見通しで意見分かれる。
ROEが直近17.8%と高い。
【4765】モーニングスター
配当利回り:4.19%
株主優待:株式新聞ウェブ版無料など。
PER:21.8倍
売上成長:21.9%
株主優待は100株で2万5920円(6ヶ月)分のWEB新聞の購読が可能。その他株式アプリのクーポンやサプリの優待もあり、それらも合計すると3万6698円分になる。
なんと優待利回りは107%!
優待に価値を見いだせれば十分なメリットがある。
【5352】黒崎播磨
配当利回り:4.69%
株主優待:なし
PER:6.3倍
売上成長:4.9%
総合耐火物大手。海外での売上好調。
【5401】新日鐵住金(日本製鉄)
配当利回り:4.04%
株主優待:工場見学会
PER:7.3倍
売上成長:6.5%
2018年は年中下落していたため割安感強い。
【6301】コマツ
配当利回り:4.11%
株主優待:3年保有で自社の非売品(価値不明)
PER:9.5倍
売上成長:3.7%
建設機械世界2位。中国情勢に敏感で中国の不透明感が不安材料。
【7148】FPG
配当利回り:4.95%
株主優待:UCギフトカード(0.2%)
PER:9.1倍
売上成長:8.0%
オペレーテイングリース事業。7年連続増配。
※執筆時点(2019年3月17日)でボーイングの事故やオペレーティングリース自体への逆風によって下落しており19/9の配当利回りは5.67%となっている。
【8001】伊藤忠
配当利回り:4.25%
株主優待:なし
PER:5.9倍
売上成長:2.3%
総合商社。自社株買いもあり株主還元積極的。
☆今来期に業績が伸びる100銘柄25位*1
【8002】丸紅
配当利回り:5.03%
株主優待:なし
PER:4.9倍
売上成長:5.1%
5大商社最弱。近年は増収増益続くが、まだ盤石とは言えずほかの商社と比べ財務に不安を残す。
☆今来期に業績が伸びる100銘柄14位
【8031】三井物産
配当利回り:4.59%
株主優待:なし
PER:6.7倍
売上成長:2.2%
総合商社。鉄鉱石、原油に強い。原油高で追い風。
【8053】住友商事
配当利回り:4.81%
株主優待:なし
PER:5.7倍
売上成長:4.0%
総合商社。最近ではベトナムで活発。
創立100週年。記念配当も期待できるかも?
【8058】三菱商事
配当利回り:4.33%
株主優待:なし
PER:7.0倍
売上成長:13.1%
総合商社首位。2021年に配当性向を30%→35%程度に引き上げる目標。
【8591】オリックス
配当利回り:4.89%
株主優待:商品カタログ。利回り3年以内約3%。3年以降6%。
PER6.1倍
売上成長:6.6%
リース会社。株主還元積極的で2019年3月期には配当性向27%→30%に引き上げる。
【8892】日本エスコン
配当利回り:4.57%
株主優待:クオカード(0.1%)
PER:6.3倍
売上成長:7.0%
不動産。好業績だが有利子負債の多さで不安を残す。
感想
見事に商社ばかりになってしまいました。商社は全体的に割安感がありますね。
商社の中ではリスクと伸びしろのバランスを考えて住友商事が一番良い印象でした。100週年ということで記念配当もあるかもしれません。
合計利回りではオリックスが7%超と非常に魅力的です。特に1単元だけなら一考の価値があると思います。
今回調べたのは日経500銘柄のみです。探せばまだまだ高配当優良銘柄が見つかると思います。
ただし、利回りが高いときはリスクが高くなっているケースが多いので安易に飛びつかず、しっかり見定めることが肝要です。
*1:四季報プロ内の記事による